夢を叶えた卒業生たち

宮崎隆子様

アロマを通じて街おこしをしたい

フィトセラピーサロン 結街 経営 宮崎隆子さま

アロマセラピーに興味を持ったきっかけ

親戚がハーブの本を出版していました。そのお手伝いをしている時に自分も少し勉強したほうが良いと思い、はじめはハーブの勉強をしました。
そこからアロマセラピーの効果を知りたくて学び始めたのが15年ほど前です。

ラヴァーレで学ぼうと決めた理由

あるご縁から会津の精油を知ることになり、和精油の勉強をしっかりできるところを探していました。その際にラヴァーレでyuica認定日本産精油インタープリター講座を開講していることを知り、通うことを決めました。

店内写真

アロマセラピーを学んでみて

日本産のアロマを学ぶうちに成分の分析や効能が重要だと感じ、その後NARD JAPAN認定アロマアドバイザーの資格を取得しました。
成分分析を基本に精油を選ぶことがとても重要だと感じるようになりました。

サロンオープンまでの道のり

震災がきっかけで、一人暮らしの父と暮らすために東京から結城に戻ってきました。久しぶりに見る結城の風景は私が子供の頃の活気あふれた街並みの影はなく、商店はすべてシャッターが閉まり、街には高齢者しかいない風景に変わっていました。
この疲弊した街を活性化したいと考え、「インキュベーションマネージャー」という起業家を応援し街に新しい産業を作ることを目的にサポートをする資格を取得。講師として講演活動や人々のサポートしていました。そして自分がこの結城の街にチャレンジショップを作ろうと決心し、2018年5月にサロンをオープンしました。

店内写真

今後の目標

結城のシンボルツリーは桑の木です。かつての結城紬の生産が盛んだった時代には「かいこ」を飼う農家さんが、桑の葉をたくさん食べさせるために栽培をしていました。現在はその桑の葉を蒸留して「桑の葉の芳香蒸留水」を作っています。成分分析をしたところ、リナロールを含有しているという結果を得ることができました。この結果に京都繊維産業大学の先生は、「安眠効果が期待できる。」とおしゃってくださりました。
弊社では、結城の伝統的な特産であるこの桑の葉を活用して、「桑の葉の芳香蒸留水」と「桑の葉茶」の商品化に真摯に取り組んでいます。地域活性に役立つ情報をこの「結街」から発信していきたいと思います。

ラヴァーレで学んでいる方にメッセージ

勉強は私自身もまだまだ続けております。ラヴァーレで教わったことを自分のものとして伝えて欲しいと思います。教わった知識は必ず身に付くものだと思います。
みなさんも一緒に頑張りましょう。

宮崎隆子さま

フィトセラピーサロン「結街」経営。
アロマスクールラヴァーレ新宿校卒業(現在は閉校しています)。

[ラヴァーレでの受講講座・取得資格]
フィトセラピーサロン 結街

http://yuimachi.com/
茨城県結城市結城544-2
JR 水戸線「結城駅」北口より徒歩5分

from Lavare

今回はじめて行かせていただいた結城には、山々が見え自然豊かな景色がたくさんありました。その景色に思わず吸い込まれてしまいました。宮崎様から地元が過疎化したお話、昔栄えていた商店街がシャッター通りになってしまったことを伺い、私自身の地元もまさにそうなっていると感じました。
「昔はあんなに賑やかだったのにね」と嘆くことは誰にでも出来ます。そこから街おこしまで行動できる人はいったい何人いるのでしょう? そう思うと宮崎様の想いや行動力は素晴らしいですね。田舎という場所は、時として懐かしく優しく包み込んでくれる場所でありますが、新しいことを受け入れてもらえるまでに少々時間が必要とする場所でもあるかもしれません。
ぜひ桑という植物と共に、地域の皆様がアロマに興味を持ってくださるよう私も応援しています。

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