精油の背景
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12月に入り、街の木々は枯葉と落ち葉にかわりますが、
イルミネーションに彩られて変身して、クリスマスの華やかさが心を弾ませてくれますね。
日本には四季があり、植物の変化も楽しめるのが、いいところです。
今日は精油になるまでの背景を少しお話したいとおもいます。
植物から抽出される精油は、
どのような植物、
どのような場所、
どのような方法でとられているのか?
アロマを勉強して最初に覚えた1つでした。
精油になるまでは、たくさんの過程がありたくさんの人々の手がたずさわっています。
厳選された農場で厳しい管理のもと育てられた植物は、
さらに厳しい検査基準で検査分析されて結果に問題がないと確認されて、
長い長い道のりを超えて
安心安全な精油が私達のところにとどきます。
蒸留は通常年に一回行われます。
精油が欠品する理由として、
よく一般的に使用されたり、人気があったりするのに、
なぜすぐ手に入らないんだろう??
半年や一年待ち、まだ手に入らないのはなぜだろう?
なんておもったことはありませんか???
それは自然環境の中で育てられて、収穫の時期や回数が限られていたりという、
自然のものだからこそ、なかなか手に入いりにくいものになってしまいます。
ローズの精油はバラの花びら10キログラムから1〜2グラムしか採れません。
精油瓶1本にどれだけのバラが必要なのか…
とても貴重なのがわかりますね。
私は、山梨農場の広大な土地のバラの農場が浮かんできてしまいます。
バラの一つ一つを丁寧に摘み、
優しい笑顔のおじいさんやおばあさんをおもいだします。
朝の早い時間から花びらが開ききらないうちに
香りの高いバラを摘む作業には、
本当に大変な労力だとおもいました。
精油は自然環境の生命力が生んだ、大切な植物の生命でもあります。
だからこそ、たくさんの人々の手によって採られた一滴に凝縮された精油を
大切に使用していきたいですね。
いしだ